不動産投資の豆知識

金融機関との会話から三為業者の実態をみる

先日、金融機関の支店長と担当者が当社に暑中見舞いの挨拶に来社したときのお話です。最近の不動産市況と新規融資の申し込みに対する金融機関の対応を雑談していました。

最近は、地方銀行が不動産融資に対して厳しくなり、不動産の投資家から信用金庫へ融資の打診が急激に増えたそうです。新規の融資の打診が来た時は慎重な姿勢をとるそう。

具体的には新規取引の顧客に対して、購入不動産の3割の自己資金を要求するそうです。その時点で、投資物件を購入できる方のハードルがかなり上がります。基本、新規顧客の融資はお断りをしている感じですね。

支店長は続いて

最近、投資物件の融資は、殆ど三為契約ですね!

と支店長から三為契約の話題に触れてきました。

最近、投資物件の融資は、殆ど三為契約ですね!

投資物件を専門に扱う不動産業者は何か変ですよね?

三為契約をしない当社は、三為契約で利ざやを得る考えに否定的な意思を支店長に返したところ。

そうなんです。無責任と言うか、すごいですね。三為どころか、四為、五為と言う言葉はありませんが、そこまで転がして最後にエンド客へ売却した事例を耳にしました。

三為は、何か特別な理由がない限りは詐欺っぽいですよね。当社では三為をしたことはないですが、三為契約で高値で物件を購入した個人投資家は、リスクが非常に高くなりますね

個人投資家も少しの市況変化で簡単に破綻状態になってしまいますね。

と支店長も答えていた。

新規融資に後ろ向きな理由には、その様な内情があったのですね。金融機関は、個人投資家がかなりのリスクがある投資物件を購入していて、やがて破綻が増えていくと考えているようです。なるほど。最後に支店長から私に預金のお願いがありました。目的は預金だったのかな?私も融資のお願いをしたところで、お互いにニッコリ笑って引き揚げていきました。

まとめ

個人投資家の方は、不動産投資に熱くなり過熱しすぎない方が良いと思います。三為契約では不動産会社の思惑から高値の物件が非常に多くあります。物件選びと不動産会社選びは、不動産投資の成功にとても大切な要素です。しっかりと調べてから物件を購入しましょう。

記事の説明

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