今回はよくある?離婚時の財産分与のお話です。悲しいかな、二人の愛の巣がトラブルになることも!離婚もめもめ劇場…このようなもめごとには、実は不動産査定の事情もちょっと絡んでいるのです…同じ家を査定しているはずなのに、頼んだ不動産会社によっては、査定金額に大きな違いが出ます。同じ家を見ているのになぜなのか。その理由のお話です。
離婚で家を売るなら先に共同で売ろう。理由ともめる財産分与のお話。
①もうお前とは離婚だ!と騒いてみる☆
➁財産分与の話になる…持分ダンナさん。
③では、家をを半分にでも分けようか!?
④いや、ほんと、それ無理なんで価値を査定して金額をだそう…この家いくら?
⑤査定後は…もめることもめること…
⑥もめること➡解決しない➡弁護士へ頼む
⑦困るのは弁護士。弁護士にだって不動産価格はわかりません‥
⑦今度は弁護士が不動産会社に査定依頼…
この話は、実話です。査定価格におおきな開きがおきることはよくあります。
この話のように、弁護士法人から当社に不動産の査定依頼もあります。裁判所に提出する不動産査定書の金額でさえも、双方の思惑から価格に大きな差がおきるのです。
離婚で財産を分与する側となれば、不動産を高く評価してもらえれば、その他の財産を分与する必要が減ります。
財産分与される側としては、不動産の価格を低く評価してもらうことで、他の財産をもっと多く分与してもらう可能性がでてくるわけです。
この価格差が離婚時には揉める原因のひとつですね。同じ家の査定をしても金額が大きく違う。この理由が少しお判りいただけましたでしょうか。査定額というのは当てになるようでならない、その原因の一つに不動産会社のご都合主義的な部分が絡んでいることが業界としても残念な部分でしょう。誠実に良い仕事をする不動産会社だけであれば、こういった離婚時の財産分与でも揉めることは少なくなるのかもしれませんね。
できるだけ、家は離婚する前に共同で売られたほうがトラブルになりにくくおすすめですよ。
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