アパートを人に貸していると、正直心底おどろくことはたくさんあります。思い出すと悲しくなったり、怒りがわく事もあります。少しでも自分の心がクスリと笑ってやりすごせるように書いておこうと思います。
盗電の被害にあった話です。このようなことが二度とおこなわれないようにとの思いから、場の写真付きでそのときの状況を書いていきます。盗電は執行猶予付き懲役一年の判決事例のある立派な犯罪です。
延長コードを使って、アパートのお隣の部屋の外付けコンセントから堂々と電気を搾取する光景は、驚きでしかありませんでした。
盗電の被害に。盗電の手段とは。
アパートでの盗電のやり方♪
①必要な物
・やる気
・勇気
・執行猶予付き懲役1年になる覚悟!
※盗電は犯罪です、絶対にやらないでください。
➁お隣さんがそのての人でないことを確認!
③手持ちの中で一番長い延長コードをもってくる
④お隣の外付けコンセントに差し込む…
⑤ 盗電完了!
過去の裁判を調べたら、盗電は執行猶予付き懲役1年。盗電は立派な犯罪です。
盗電するような人を入居させるなんて…見抜けなかったのか?
投資家にとっても、トラブルはできるだけ避けたい
もちろんですね、アパートを貸す側としては、なんの問題もない方に入居していただきたいのは本心です。いわゆる大家さんのような不動産投資家にとって、もっとも重要なのは、確実な家賃の回収です。
じゃあなんでそんな人に貸したの?と思われた方に少しだけ詳細を。
お部屋の入居者募集をだしていたある日
関西からでてきた若者です。
普段から、見学や、入居の申し込みをいただくときは、保証会社や保証人はもちろんですが、自分の感覚的にもきちんと家賃は払ってくれる方だろうか、トラブルメーカーになりはしないかと、思いを巡らせてはいるようにしています。
住所が決まらないと就職が難しいこともわかっていましたし、今回は、若者を応援する気持ちが勝ってお貸しすることにしたんです‥
ところが、、この盗電の前から、入居後ただの一度も家賃がまともに支払われることはありませんでした。
家賃は親が肩代わりされていました。。そして電気やガスを止められ…、そして盗電事件にいたりました。
ですが、そうですね、とても残念なことでしたが、応援したかった気持ちは嘘ではないので、それはそれで仕方ないことですね。
ただ盗電以外にも問題が…電気も水道もないお部屋でしたから、汚部屋まっしぐら。貸した部屋の中が大惨事になっていたので、そこはとても衝撃的でした‥
アパートを貸す投資家側からすると、やはりリスクは回避しなくてはなりません。問題の多かった入居者の方の傾向をメモ代わりに書いて終わりにしようと思います。
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・ゴミ出しで一切分別しない人。
・共用部に無頓着。(共用部に転居の段ボールを放置したり、階段下にゴミを廃棄。プランターで野菜を栽培)
・家賃とは、催促された時に払うもの…と勝手に考えている。言われなければ当たり前のように支払わない。
原状回復リフォームがすべて台無しに…
盗電だけでも衝撃でしたが、入居していただいてまだ数か月。リフォームして貸したのは嘘のよう。。扉を開ければゴミの山、トイレにも山・・・。水道止まってますしね…
私の目にトイレの便器が入った瞬間頭が真っ白に!これ以上、室内に入れませんでした・・・。
家賃より原状回復工事費が高くなってしまいました。
まとめ
そんなこんなで彼は退去しました。オーナーとして被害にあわれたお隣の方へも謝罪いたしました。ご本人は行方不明でしたので、致し方ありません。こんなことが今回の私の体験でした。参考までに、アパートをお貸しされる場合は経験豊富な不動産管理会社にご依頼する事をお薦めしてこの記事を終わりにします。
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