不動産を売るときの注意点

不動産売買とふしぎな縁

不動産業界にあるアンバランスなお客さまとの関係

不動産業を長く営んでいると不思議な縁を感じることがあります。今回は、そのような縁を感じた出来事をご紹介します。 今回、マンションを買ってくださった買主さんは、世界トップシェアの電子機器メーカーの顧問の方で、マンションの売主さんは海外のグローバル企業のCEOの方でした。おふたりともご紹介された当社のお客さまですが、お二方の個人間での売買が成立した時のお話です。

22年ぶりに再び不動産のご契約

実は、22年前に海外の電子機器メーカーが日本進出のために物流センターを探していました。当時、日本法人は、水天宮前にある明治座のビルに設立されていました。そのときに物件を探すのを依頼していた先は、財閥系の不動産会社と当社でした。最終的に当社から物流センターを購入しましたが、その土地はバブル崩壊後の不良債権処理を現在のメガバンクから内々で当社がお預かりした不動産でした。今回のマンション売買で久しぶりにこの電子機器メーカーをネットで調べたところ、今では従業員30万人!わが社はどうしたんだろうと心でつぶやいていました。(笑)

この顧問の部屋に行くには、千代田区にある大きなビルの1階にある誰にもわからないような厚い扉を秘書がカードで開けて同行します。ここから高層ビルの最上階に直通のシークレットエレベーターで向かいます。売買成立のお話をするために伺ったのですが、顧問に当時の話をしたところ部署は違えど物流センターの件はご存じで、お互いに懐かしがり色々とお話がはずみました。いつの間にか話は美術の話題に移り、海外の富裕層からの依頼で、美術館の購入と財団のM&Aに話がすすみました。

となると、当社からご紹介できる案件を整理しないといけません。美術館用地ならご紹介できそうかなと考えました。同時に、巨大なグローバル企業の資産保有方法が多岐に渡るのを身近に感じる貴重な経験をすることができたことも大きいと感じました。小さな当社へ巨大な企業からのご依頼という会社の規模間のアンバランスさが面白い仕事でした。

まとめ

不動産会社は、みなさんのイメージとはことなり会社の規模とは関係なく、大手の企業を顧客に持つ中小の不動産会社があります。法人の本社や保有資産を売買することもしています。周辺の不動産業者からも都心部にある水面下の物件情報などが紹介されます。また不動産の性質上、数十年という単位でのお付き合いをしていくこともあります。今回は偶然ではありますが、22年前に取引のあった会社の顧問からお問い合わせを頂けた縁を紹介しました。

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