不動産投資のリスクが不安で、なかなか始められない
不動産投資を始めようと思って、物件を探しているんです。でもいい物件がなかなか無くて…と探し始めてどのくらい経ちましたか?いつのまにか、何年か経ってしまいました…そんな方意外と多いんですよね。大丈夫です。それは決して悪いことではありません。
なかなかスタートラインに立てない方、きっととても勉強家で、慎重で、熱心な方なんだと思います。そんなあなたにこそ、やはり買い時やチャンスを逃して欲しくはありません。今一度あなたの理想の物件や不動産投資の目的を改めてご自身で俯瞰してみませんか。焦る必要はありません、その時、物件との出会いとチャンスをつかめばいいのですから。
不動産投資のリスクが不安、でも買おうと思っている。いつも探している。
投資物件を探されている方は、買うつもりで、いつも物件を探しているとおっしゃいます。探し方もいろいろですが、ポータルサイトや、各不動産会社のサイト、あるいは個別のセミナー、探そうと思えば方法も色々ですね。ひたすら物件を探すという、永遠のような作業が不可欠な不動産投資。しかし、されていることは、決して無駄なことではありません。だんだんと相場感がみえてきます。そして、これはっ!という物件に出会えた時には、即決できる自信を持つくらい調べてみて役にたつ経験です。
探している場所がいつも同じだと。
同じサイトやセミナーで得られる情報は、だれでもが得られる情報ですよね?セミナーに出た人は、参加者が得られる同じ情報です。個別セミナーであっても、個別セミナーに参加した方は、同様に貰える情報でしょう。今不動産投資を考えている人は、皆必死に物件を探していますから、ここで同様に探していても、理想の物件はなかなか見つからないのかもしれません。※どこで探せばいいかは一番下に書いてあるので、そこまでとばしても大丈夫です!
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つい、いい物件がないと言っている。
いい物件ないですかね?と言われると、何となく結婚相談所にいい男女を探しに来たような…そんな近しいニュアンスを感じてしまいます。いい物件とはなんでしょうか。もちろんあなたにとっての、いい物件ですよね!具体的にどんな物件がいいのですか?と聞くと購入条件は、駅近で築年数が浅く利回りの高い物件。これは、だれにとってもいい条件のいい物件です。ちょっと高くても買いたいと思う物件ですよね。競争率も高い価格も高くなるのは必然です。高嶺の花のような物件が、あなたにとっていい物件なんでしょうか。 そもそも、あなたにとってのいい物件ってみんなと同じなんでしょうか?世の中に二人といないあなた自身、あなたの未来にとってのいい物件を、改めて考えて探してみるのが、なかなか良い出会いがないと感じるときには良い方法です!
リスクにしか目がいかない
さきほどつい結婚相談所を例に出してしまいましたが、粗さがしといってはいけませんが、プロフィールだけみると、ついついネガティブなところに目がいくものです。それは物件も同じです。粗さがしがひとたび始まれば、買わない理由探しになってしまって、どうしてもその先にはいくことができません。物件がお見合い相手なら、結婚にはたどり着けないわけですね。
ではどうすればいいのか。
不動産投資はある程度リスクを予測して事前に対応できるのが特徴です。全くリスクがない物件はありません。プロフィールだけを見て却下するのではなく、その物件のネガティブな部分もしっかりと説明してくれる不動産会社を探して、一度話を聞いてみると良いかもしれません。これはとても勉強になりますし、新しい発見が生まれるきっかけにもなり得ます。ただし、ネガティブな部分をしっかり説明してくれない不動産会社には足を運ばないでください。デメリットをしっかりと話さない営業マンにあたれば、とんでもない物件を売り込まれたり、あなたの貴重な時間を搾取されるだけになってしまいますので。
理想の物件に出会うまで探している。
なかなか不動産投資を始められない時、あなたの不動産投資の目的に、時間軸をつけてみてください。40も過ぎてくる年齢になると、「今この瞬間が一番若いんだ」そんなことをキャッチフレーズのように言われてしまいます。そうです、時間は間違いなく流れています。不動産投資を考えた時に、ローンを使おうと考えている方には、時間というものは間違いなく大きく影響します。これは焦らせるためにいっているのではありません。ただ少し、時間の流れと目的の繋がりを少し色濃く考えてみると、案外考えがまとまってきたりするものです。
あなたの不動産投資をする目的はなんですか?
あなたの不動産投資の目的はなんでしょうか?老後の不労所得でしょうか。それとも若いうちにサラリーマンから脱却すること?それとも少し安定した副収入を得ることでしょうか。それとも資産形成?
不動産投資は買ってゴールではありません。買ってからがスタート。なのでスタートの年齢はあなたの投資目的によっては、深い意味をもってしまいます。理想の物件に出会うまで、永遠に探すのではなく、”あなたにとっての””理想の物件を”ある程度の年齢を期日に探していくのがよろしいかと思います。
今はコロナだから、今は景気が悪いから、今は先が読めないから。なんて、このさきの未来が読めない事実は、何年後であっても、本当にドラえもんが現れでもしない限りは、変わらないと思います。いつ来るかわからない未来型ロボットを待つよりも、不動産投資はリスク予想がある程度できますから、自分を信じて、自分のタイミングで決断しましょう!
不動産投資は価格からも、ある程度リスクが想定できる。
不動産業界では、物件の仕入れ担当者が、投資物件を血眼になりながら毎日探しています。担当者がやっと割安な投資物件の情報を入手しても、最終的には最も高い金額提示をした不動産会社が買っていってしまうのが現実です。一般の方に情報がいく前に買われていってしまいます。 そのような、状況の中、一般の方が不動産投資で成功するには、物件の周辺相場を自分でも調べることで、購入判断の基準を決めるのが望ましいと思います。 相場価格より、余りにも安い物件は、お宝物件ではなく、何かリスクのある物件だと想定することで、リスクを回避できる可能性が高まります。
利回りよりも空室リスクをみる
不動産業者が不動産投資物件を見るときに、一番考えるのは空室リスクです。ここはプロも目利きのポイントなので、ご自身でもしっかり考えてください。具体的には、買った後の、空室率をしっかりと想定することです。自分が買う物件が、他の類似物件と比べて競争力・魅力があるどうか考えてみて下さい。競争力のある物件を買うことで、リスクを回避することができます。
購入後の補修費もリスクの1つ
せっかく買った物件でも、補修工事の費用が、家賃収入以上に大幅に高ければ即赤字が続きます。仮に3万円で貸しているお部屋のリフォームに、10万円のリフォーム代がかかったらどうですか?補修工事費用対策もリスク回避の大事なポイントです。 実際に購入する物件を決めて、リフォームが必要な空室があった場合は、専門家に同行してもらいリフォームの見積もりを出してもらいましょう。技術的に補修できることがほとんどですが、もし大掛かりな工事が必要になったら?必ず工事の見積もり費用を確認してから最終判断する必要があります。
家賃の滞納者のリスク
現在満室稼働中!という言葉をうのみにしてはいけません。その点でも自己資金ゼロというのはハイリスクです。満室を前提として購入すると、買った直後に退去者がぞくぞくとでたり、滞納者が増えたりすることもあります。 実際に滞納者がいてもその事実が伝えられないこともあります。
誠実な不動産会社から投資物件を購入するのはもちろんですが、満室という響きを過信せず、滞納リスクには自己資金で備えて、リスク回避をしましょう。
リスク対策ができたら不動産投資スタート
不動産投資で起こり得るリスクを想定し、その対策がとれていれば準備OKですね。自分にあった物件がでたと思えば、迷わずに問い合わせしてみてくださいね。その時の問い合わせのコツも別記事ですがご紹介しておきます。
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