中小企業が不動産投資をするべきメリットを3つ
今回は、中小企業が不動産投資をするべきメリットを3つご紹介します。
中小企業がおこなう不動産投資は、経営の安定化にも寄与するため、今回のコロナ禍の経営においては、不動産活用が大変重要な役割をはたした中小企業も多いのではないかと思います。
では、具体的なメリットをご紹介します。
①不動産投資のリスクをしっかり回避することで、不動産投資から月々の安定収入が得られる。
緊急事態宣言が発令されても安定的した家賃収入が得られることで、会社経営が安定する。
②予想できない赤字を売却益で補填しながら、得た資金を経営改善などに充当できる。
中長期で運用していた投資物件を売却することで、売却した利益を人件費や店舗や事務所の統廃合資金に充てることができる。
③投資物件を購入した場合、建物評価価格の償却分は、償却期間のあいだは毎年償却することができる。
会社が安定したときに償却資産分を節税できるので、会社に現金がストックすることができる。
不動産投資は、大きな社会環境の変化にも中小企業が柔軟に対応するための時間や資金に猶予をもたせることができます。
不動産投資ならすべて安全なわけではありません。今回の場合には、駅前のテナントビルや事務所ビルに投資をした会社は、テナントの退去や廃業などから空室が増えてしまったり、賃料が下落してしまったオーナーも多いと思います。中小企業が不動産投資をする場合には、リスクの少ない一棟マンションやアパートに投資をすることが堅実な判断になります。投資物件の種類だけではなく、人気のエリアや駅からの距離、築年数なども物件選びには重要な要素になります。
中小企業の場合、会社経営に不動産投資を活用することで、経営の安定化がはかれます。不動産投資では、上手に不動産を活用することがポイントです。長く継続して会社を経営するには、好況時にするべきことのひとつに不況に備えた不動産投資をおすすめします。