中小企業経営者が不動産投資をはじめるメリットを２つご説明します！

中小企業経営者が不動産投資をはじめるメリットを２つご説明します！

わたしが会社を経営しながら収益不動産を運用しているなかで感じたメリットを２つご紹介します。ひとつめは経営の安定化になります。本業以外の収益源があることは、会社経営をしているとかならず起きる不況のときに会社経営を安定化させてくれます。今回のコロナ禍では、飲食業や旅行業を中心に、ほとんどの会社が大きな影響を受けてしまいました。わたしも本業では影響をうけていますが収益物件からの収入により、会社全体では、かわらずに安定した経営ができています。

ふたつめのメリットは、建物を原価償却できるので、手元資金が増加することで会社経営の安定化になります。また、長期的に保有することで残債が減り、会社の資産となり、会社が資金を必要とするときには、金融機関からの評価も上がり融資が受けやすい環境になります。上手に不動産投資をすることで、中小の法人には大きなメリットになる活用が可能だと実体験から感じています。

経営者にとって不動産投資のメリット

①不動産投資で経営の安定化

不動産投資の魅力は、毎月の家賃収入により本業以外の収入を得ることができます。安定した家賃収入は 経営者にとっては、会社経営の安定化にもつながります。株式投資と違い換金性には優れませんが、経営に集中しながら長期的な資産運用ができます。長期で収益物件を運用することで借入残高を減らし、会社の資産が増加することで金融機関の評価もあがり、事業の資金調達もしやすくなります。不動産投資は、物件の規模と選び方を間違えなければ会社経営の安定化に大きな力を発揮する可能性があります。

②法人名義で建物償却による節税

法人で投資物件を購入したばあい建物の価格は、減価償却することができます。建物の対応年数により償却年数は違いますが、わたしの場合も税理士に作成してもらう決算書に保有資産ごとに建物評価額と償却金額が組み込まれています。毎年、建物の減価償却した金額は、流動性預金として会社に資金が残るため経営の安定化につながります。首都圏の不動産評価額は、実勢価格より２０％くらいは低い評価価格になります。万が一、相続が起きた時にも現金で課税されるよりも、不動産の評価額に課税されることで節税効果が期待できます。

不動産投資のリスクをご説明します

会社を経営していると金融機関が積極的に融資をしている時期には融資を依頼される時期があります。このタイミングの不動産投資には注意してください。融資基準がゆるい時期なので、つい融資金額を増やしてしまい月々の支払が増えすぎてしまいます。借りた資金は、物件購入に充当されているため、手元資金は変わらずに借りれ金だけが増加してしまい、金融情勢の変化により本業の資金調達に影響をあたえてしまう可能性があります。法人で収益物件を購入するときには、自己資金１０％以上のご負担で買われることをおすすめします。

新築物件を購入される方も収支には注意してください。借入金の返済から毎月赤字の収支で購入するのも注意が必要です。会社が安定的な収益を望める状態なら問題がありませんが、不動産投資が本業の負担にならないように注意しなればなりません。ある程度の自己資金を負担されて毎月の収支が黒字を見込める収益の投資が会社安定に役立つと思います。

法人で不動産投資をするときには、一般的に言われている出口戦略にこだわりすぎない方がよいのではないかとおもいます。基本てきな考えは、長期保有を目的に投資をしながら、会社に資金需要が起きた時に売却を検討することが安全だと思います。長期保有することで借入の残債を減らし、不況時や経営者の退職時に売却して資金をつくることが理想的ではないかとわたしは考えています。

※こちらの記事では、私の不動産業者としての知見や経験をご紹介しています。不動産投資は、自己判断と自己責任でおこないください。

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