水面下の物件情報を不動産会社から入手する方法を解説

みなさんも聞いたことがあると思いますが、不動産では売主のご希望により公開されない物件情報があります。その水面下の物件情報をみなさまが不動産会社から入手するのには、どうしたら良いのでしょうか。今回は、この公開されない不動産情報を入手する方法を解説していきます。

なぜ、所有者は非公開で不動産を売るのか

不動産を売りに出す方は、色々な理由で土地を売りに出します。例えば、離婚が決まり財産分与のために売却するケースでは、マンションなど地域の関わりが少ないお住まいでは、公開していくことが多いですが、一戸建ての場合にはご近所との関わりが深く、ご近所に知られない様に物件情報を公開しないで売りたいという売主がおります。

不動産を相続した方にも、遺産分割に対して、兄弟間の関係が非常にデリケートな状態にあるため兄弟ごとに水面下で売りに出していることがあり、絶対に公開できない物件もあります。また、法人が所有者の場合には、会社の経営状態に関する噂に配慮して非公開で売りに出す事などがあります。商業ビルなどの大型物件は、物件情報を公開することの方が少ないです。

非公開の物件を取り扱う不動産会社はどこ

個人の所有者から非公開の条件で物件を預かる不動産会社は数多くありません。常に同じ不動産会社が非公開の物件を預かるというわけではありませんが、物件を預かる不動産業者に共通していることは、所有者から信用されている不動産会社で、情報の管理が徹底しています。私の会社もバブル崩壊時には、金融機関から債権回収のために法人が所有する不動産を直接預かり、破綻前に水面下で任意売却をさせて頂いていました。

物件情報を管理するとは

非公開で売却する不動産を託される不動産会社が最も注意する事は、物件情報の管理です。特に自社の売り上げしか考えていない不動産会社や情報管理の意味すらしらない会社では、物件情報を広くばらまけば、何か売れると考えている仕事のできない会社も多いです。すくなくとも情報管理を託された不動産会社は、情報を拡散することが仕事と考えている不動産会社を要注意会社として、非公開物件の情報を紹介することはありません。

私の過去のケースでは、半官半民の大手企業の不動産を非公開で預かったことがあります。その後、同物件の資料の内容を修正された概要を、偶然当社に他社から紹介されました。私は、その他社から資料を預かりませんでしたが、大手企業の管理職に私がその物件の流出状況を連絡したところ、大慌てになりました。社内の若手社員が情報管理の判断ができず、ある不動産会社に物件資料を渡してしまったことで、拡散され物件が独り歩きしてしまったようでした。すぐ大手企業から私のところに新たな概要が送られて、拡散業者を確認して情報をクローズしました。不動産の情報管理は、託されている不動産会社では、とてもシビアに行われていることが多いです。

非公開物件は、いくつかの条件が合えば買える

不動産業者が商品として販売している建売住宅などの非公開物件は、価格条件が合えば容易に購入できます。私が今回説明している個人や一般法人が所有する非公開の不動産は、資金があればだれでも購入できるわけではありません。いくつかの前提条件があります。条件のひとつに自己責任の意識が高いことを要求されます。利己的な主張をする方は、売却先から外されてしまいます。購入資金の裏付けは当然のことになります。そして、所有者が信頼して売るのを頼んだ不動産業者も経験値を基に相手を調査して判断します。所有者から依頼を受けている不動産業者は、自らの信頼を損なわないためにとても慎重に話をすすめながらみなさんに非公開の物件を紹介します。

まとめ

非公開の物件の取り扱いは、不動産業者間でも慎重に行われています。残念ながらメールのやり取りだけで、非公開物件を入手することは難しいのが現実です。みなさんもメールのやりとりからのはじまりでも、不動産会社の担当者とコミュニケーションが取れたら、お会いして相談することも非公開物件を入手する近道です。みなさんも公開されない物件情報に興味がわく不動産があるかもしれません。このブログを参考に非公開物件情報の入手にも挑戦してみてください。

ブログ記事の説明

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