当社が平成29年4月に購入した南浦和の中古アパート、ゼフィール南浦和Ⅰが満室になりました。当社が購入した時には、前所有法人は平成3年に建築された建物なので解体を視野に入れており、総戸数18戸のうち16戸が空室でした。
最寄り駅の京浜東北線・武蔵野線南浦和駅から現地までは、平坦地ですが徒歩14分、ワンルーム+ロフト付のタイプのお部屋なので、お家賃も3万円台になります。
当社としては、埼玉県内では初めての不動産投資になり、周辺に於ける賃貸市場の調査や将来の人口動向など、多岐にわたり調査をした結果をまとめて金融機関に提出することで、融資をして頂いた投資物件です。
目標の利回りを達成するためには、リフォーム工事の予算と室内のクオリティが入居者のご要望を満たせるか?ここがひとつの大切な要素になります。この判断を誤ると投資の失敗に結びつくかもしれません。
4月上旬に引渡しを受けて、8戸にリフォーム工事を行い6月に仕上がりました。リフォーム工事は当初の予定にはない補強工事も行いましたので、その分予算を少し超えましたが無事に完了しました。
さて、いよいよ賃貸の募集ができる状況になりました。賃貸募集には厳しいと言われる6月後半から入居者の募集を開始したところ月平均2名の入居があり、11月末で満室になりました。当初の計画通りに運用を開始することができました。今回の融資では、当社の金融機関も担当者と支店長が現地確認を行い融資の決定がなされました。
全空に近い中古アパートや遠距離にある投資物件は、不動産会社が購入する場合でも金融機関が慎重になる投資物件になります。
不動産投資には、色々なリスクが隠されています。個人で中古のアパートや一棟マンションに投資をお考えの方には、空室が少なくリフォーム済のアパートなどの投資物件をおすすめします。
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