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飛び込み営業って意味がある?若いエネルギーを大切にしてもらいたい

毎年、新卒社員の研修が終わるころから若い営業マンの飛び込み営業が急増します。わたしは不動産業界におりますが、中小の不動産会社だけではなく、テレビCMを流している一部上場企業の不動産会社の社員さんももちろん飛び込み営業で会社にやってきます。多いときは毎日数人の方が。 不動産会社の営業マンにとっては、このような行為はあたりまえ。目的は名刺交換。名刺の枚数をたくさんあつめた営業マンだけが”たくさん仕事をしてきた”あるいは”働きものである”などと評価する。このような残念な考え方の会社や、管理職がいまだにいるのでしょう。

入社したての若い子が飛び込み営業で会社に来ると、せっかくのキラキラしたエネルギーを消耗してしまっているようで、応対するこちらも、なんだか気の毒におもえてしまう事がおおいです。会社の体質や管理職の社員管理方法を理解すると気の毒に思います。同時に見えてくるのは会社の体質です。こんな体質の不動産会社がみなさまのお役にたつために働いてくれるのでしょうか。

飛び込み営業は相手の都合を無視してしまうことになるのでツライ

飛び込み営業を強いる会社や上司の特徴。こんなところで働きたいと思いますか?あなたの才能やエネルギーがもったいないです!飛び込み営業を強いる会社の特徴。

メモ

彼らの会社所有物件を販売してもらうため、勤務中の他社に行き、勝手にしゃべりはじめ相手の時間を奪うことに何も考えないで営業する会社

飛び込み営業に行った証拠の戦利品、名刺を集めさせる、それで満足する能力の低い管理職がはびこる会社

不思議ですよね。よくよく考えると、営業なのに、お客様や相手のことを考えて営業に回っているわけではないのです。不動産業界では相手のことを考るよりも、自分の利益を最優先に考えるのが営業の常識なんですね。素直な若者が壊れてしまうのがわかります。

飛び込み営業をさせている不動産会社や管理職は、営業を教育しているのではなく、押し売りを育てているのです。管理職同じ業界人としてははずかしいかぎりなんですが…

考えてみてください。もしあなたが、お家やアパートを買おうと考えた時、担当営業マンが自己の利益を最優先に追求する営業マンだったらどうですか?あなたのことより、自分の営業成績を最優先に行動する営業マンに依頼することになります。

とびこみの営業マンの多くは、ドアを開けると突然おおきい声で挨拶しはじめ、相手が反応すれば、間髪入れず一方的に話し始めます。どんどん勝手に社内へ来る営業マンもざらにいます。こちらが忙しくしていようが、あいての状況などは、おかまいなしです。 こんなことを、個人のお客様にもしていたら、不動産営業はお客様にとっては迷惑な存在でしかないだろうなぁと思ってしまいます。そんな飛び込んできた営業マンに私は、君が働いている今の会社は社員を信用もしていないし、ひとの迷惑すらわからない会社だから、もっと良い会社を見つけて退社した方が良いぞ!と話してしまいます。

まとめ

不動産業界では、お客様目線ではない自己中心的な営業マンの多さに驚かされます余談ではありますが、不動産会社の体質を見極める方法をひとつをご紹介します。担当の営業マンとみなさんが会話をしているときに、ひとつ質問してみてください。『○○君は不動産営業で飛び込み営業をしたことがありますか?』営業マンから自分の営業成績の自慢話がでてくるようなら要注意です。相当利己的な営業マンの可能性ありです。そんなところからも不動産会社の体質をみきわめてみましょう。

えらそうにボヤキブログを書きましたが、社員にこっそり書かれた、わたしの飛び込み営業被害未遂事件のブログもあるので、お時間ある方は見てみてください(笑)不動産の営業マンにひっかかったわけじゃありませんよ!

このブログが読者のお役にたてればうれしいです。

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