不動産投資の豆知識

賃貸アパートのトラブル実例を実際の画像付き・おどろきの電気泥棒!

賃貸アパートのトラブル実例を実際の画像付き・おどろきの電気泥棒!

投資家にとって、家賃収入は一番大切です。入居者に安定的に入っていただくことはもちろんですが、トラブル無く生活してもらうことも大事です。ですがアパートを人に貸していると、やはりおどろく出来事もたくさん起こります。今回は私が貸していたアパートでの実際に合った盗電トラブルについて書いていきます。大変なことでしたが、あとあと思い出したときに、少しでも自分の心がクスリと笑って、やりすごせるようにここに書いておこうと思います。盗電は犯罪です。執行猶予付き懲役1年になる可能性もあります。今回盗電の現場写真をアップしましたが、こんなトラブルには決してあわないようにしたいものですね。

盗電の被害に。貸しているアパートでのトラブル事例

アパートでの盗電の被害。でも盗電といっても、どうやって人様の電気を使うのか?と疑問に思われるかとおもいますが。現場を見れば一目瞭然。堂々と、お隣の外付けコンセントに、延長コードをさして自分の部屋に引き込んでいました。電気泥棒ってやつですね。※このアパートの外付けコンセントは給湯器用のものです。

過去の裁判事例で、盗電は執行猶予付き懲役一年。盗電は立派な犯罪です。

入居後一度も支払われない家賃。ガスや電気が止められたあげく…

犯人である入居者の方は、入居後、家賃を一度もまともに支払ったことはありませんでした。結局家賃は毎月、親が肩代わり。電気やガスも止められたある日の出来事でした。アパートへ行ったときにみた、この光景は今でも忘れられません。玄関から飛び出た延長コード、漏電などが心配で私がコードをたどると、先が他人の部屋の外付けコンセントにささっている!なんて、考えてみた事もありませんでした。

トラブルを起こしそうな人の入居は避けたいが…

不動産投資家にとって、投資成功に導く為に重要なの、家賃の回収。ですがこのようなトラブルをおこしてしまう賃借人が、あなたの投資成功の障壁になってしまうこともあります。

そもそもそのような人間を入居させなければよかったのでは無いか?と思われるとおもいますが、今回は地方から上京してくる若者を応援する気持ちが裏目に出た形となりました。

※ブラック入居者の特徴については別記事でも簡単に書いています♪

賃貸経営で若者を応援したい~電気泥棒との出会い~

投資家、大家さんから見ると、入居時に問題の多そうな人間を見抜くことができれば、その後のトラブルを回避できるのではないか。そう思われると思います。ですが私は、自分の利益追求のためだけに投資を行っているわけではなく、困っている若者がいれば応援したかったのです。

住所が決まらなければ就職が出来ない、地方出身の若者の悩み。

 

仕事が決まっていないが、見つけるので入居を先にさせてほしい! 住所が定まらないと就職ができないので、何とかお願いします!!

こんなことを言われると、やはり応援したくなるのが性分です。

たしかに地方から出るときには、就職を決めてからでるべきという意見もあるでしょう。無職の場合はなかなかお部屋を貸してもらえません。ですが、今すぐにでもその場から引っ越してしまいたい、引っ越さなくてはならない事情のある方もいらっしゃるでしょう。

今回は善意が残念ながらあだとなってはしまいましたが、就職活動のために上京する交通費を節約したい方なども多いと思いますので、事情のあるかたを応援する気持ちは今でも変わりません、

入居後即家賃の滞納。

入居後一度も期限通りに家賃を払ってもらえない方は、残念ながら一定数はいます。家賃保証をしてくれる、保証会社に加入することを条件にしてはいますが、貸している側としては、毎回の滞納には正直毎月ストレスを感じます。

今回の入居者は家賃は親御さんが肩代わり。複雑な心境です。

今回の、 玄関から延長コード使っての電気泥棒の件も、仕方ありません、親御さんに連絡。お母様に警察へ窃盗で届け出ます。と状況を説明。入居者本人に盗電の件は親御さんから連絡済でした。本人が急に行方不明とのことでしたがすぐに見つかりました。雲隠れをしようと考えていたようです。

原状回復の費用が高額となれば家賃収入は台無しになる

その後本人不在のあいだに、お父様の立会いのもと、お部屋の現状確認。まぁ書くのもあれですが、電気、ガス、水道が止められたお部屋でどのように生活していたのか。あまり想像したくないですね。

リフォーム後に入居してもらって、まだ数か月。リフォームして貸したのは嘘のようでした。

とにかくゴミの山、トイレにも山・・・。水道止まってますしね…私の目にトイレの便器が入った瞬間の話はやめておきましょう…思い出すとツライ(笑)

家賃より原状回復工事費が高くなる。見れば明らかな現状でした。リフォームのコストを下げる代わりに自分が掃除をする?良くも悪くも、もうそういうレベルではありませんでした。

トラブルを起こす予備軍を見抜けるか!?

わたしがアパート経営をしていて考える、トラブル予備軍の特徴は、

・入居直後から家賃滞納。家賃は催促されないと払わない。

・ゴミ出の分別を全くしない。

・共用部に無頓着。(共用部にゴミを廃棄するなど。)

こういった方が入居されると遅かれ早かれ何かしらのトラブルが発生します。ですが、入居前にこういった方を見抜いてもらうことは難しい気がします。自身で入居者を面接しているわけではありませんからね。賃貸会社に募集をお願いしているわけですし…

まとめ

結局、そんなこんなで彼は退去しました。採取的に半年の賃料収入より原状回復費の方が高くつく。これが私の体験でした。このようなトラブルが起きた時のためにも、あなたの投資物件は、経験豊富な不動産管理会社に依頼する事をお薦めします。

※こちらの記事では、私の不動産業者としての知見や経験をご紹介しています。不動産投資は、自己判断と自己責任でおこないください。

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