空き家、空き地を買いたい時、土地の所有者の調べ方を詳しくご紹介!
なかなかコロナの状況も収まりませんね。夏休みはどこにも行かれない方、帰省しても実家でゆっくりと過ごすことも多いかもしれませんね。久しぶりに実家に帰ると、地元との良さを改めて感じたり、少し年齢を深めた両親のことが心配になることもあるかもしれません。ふと実家の近くに住んだらどうかと思いをめぐらせることもあるでしょうか。今回はそんなとき実家の隣が空き地や空き家だったり、近所に空き家があって売らないかなと気になってはいる。土地の所有者を調べなければなにもはじまりません。まずは、土地の所有者の調べ方を書いていきます。
空き家、空き地を買いたい。どうすればいいか
ずっと空き地…売りに出ないの?誰に聞けばよいか
歩いていてふと気がついた、近所の空き地や、空き家。いつから空き地?これが売り物になれば買いたいな…。でも売ってるのかどうかもわからないし、誰に聞いたら?そんなときあなたならどうしますか?
買うかどうかも決めてないのに、不動産屋さんに聞くのも気が引けますよね…なんかグイグイこられたら正直迷惑だし…不動産会社っていいイメージないよなぁと思われると思います。
空き地や空き家の持ち主は自分で調べられますよ!
それでもせめて、空き家を売る予定があるのか、ないのかだけでも聞いてみたい。そんな思いにさせる空き家や、空地があるときに自分でもできることがあります!
ポイント
”空き家の所有者は法務局に行けば、調べることができます”
ふつう法務局と聞いても、場所も知らないし法務局ってなに?となりますよね。かんたんに説明します。
メモ
・法務局には会社の印鑑証明が登録されている
・登記簿に土地や建物の大きさや所有者の情報が登録されている。
・登録されている登記簿の写し(登記簿謄本)を取得できる。
つまり登記簿謄本という土地や建物の大きさや所有者の情報が登録されている書類の写しを取得すればよいのです。
注意していただきたいのは、
注意ポイント 不動産の所在地を表すには、住居表示ではありません。地番です。
※地番と住所の違い…法務局で空き家の所有者を調査するために必要な所在地は、普段利用している郵便や運転免許などに記載する住民票の住所と異なります。簡単に言えば住居表示は、私道に立ち並ぶ家が全て同じことがあります。ですが、地番は不動産の権利を表すために用いるため、同じ番号はふたつとありません。個々の家や建物はすべて違う番号が付けられているんです。
法務局で空き家空き地の所有者の調べ方
具体的に調べる方法ですが、
➀法務局で登録されている空き家の所在地を特定します。
②その所在地を使って、所有者がわかる書類を法務局に申請します。要600円程度
意外と簡単そうじゃないですか?人によっては楽々とクリア。あとは所有者のところに行って、売る予定ありませんか?と聞くだけです。フットワークの良い方や、買いたい土地のご近所にあまりしがらみのない方は、600円程度で書類が取得できますのでぜひやってみてください!
住まい探しを始めるとsuumoやホームズなど、ポータルサイトを見る時間が増えます。週末にオープンハウスの見学や新聞の折り込み広告などで資料を集めもされるかもしれません。物件ごとに長所短所がありますし、何よりエリアが狭い。気になる物件はなかなか見つからないことも多いものです。もしそんなあなたが、理想の空き家や、空地を見つけたら、上記の方法で、空き家の所有者に売っていただけないか聞いてみるのもありだと思います。
法務局と聞いただけで無理と思う方には無料サービスがおすすめ
何が簡単だよ…法務局なんてハードルが高すぎるよ…と感じた方は無料で調べるサービスもやっています。(都内限定です…すみません)
空き家の所有者を調べるには上記に書いたように、時間と労力、そして法務局での手数料(約600円程度)が必要になります。買いたいし、聞いてみたいけど、でもダイレクトには聞きづらい。もし持ち主の方に売る気がないときには、自分が買いたがっていたことを知られるのは気まずい。そんな方を対象にしたサービスです。
都内にお住まいの方限定ではございますが、空き家の調査を無料でやらせていただくサービスです。2014年には全国賃貸情報新聞で取り上げられました。なぜ無料でやっているのか?と疑問を持たれる方もいっらしゃるかもしれませんが、これは空家解消に向けてのサービスだからです。
こちらから↓
http://www.zephyr-jp.net/akiya/index.html
まとめ
住まいは高額な買い物です。後悔の無い住まいを買うためにも、できることはしておきたいですよね。最近では、ご高齢の方がご自宅を売却して、駅の近くのマンションに引っ越されるケースも目立ちます。もし、気になる空き家や空き地の所有者とご縁がありそこを買うことができれば、まさに理想的な場所に住むことができるのです。理想の空き家や土地を見つけた方はぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
-
参考高齢の親御さんが所有する不動産売却のご相談が増えています
高齢の親御さんが所有する不動産売却のご相談が増えています。 最近は、家や土地の所有者が高齢になり、ご家族が心配されて不動産売却のご相談に来られます。私のところに相談に来られる主なケースは2つ。その2つ ...
続きを見る
-
参考他社の不動産査定価格に不安、お客様からセカンドオピニオンの依頼。
他社の不動産査定価格に不安、お客様からセカンドオピニオンの依頼 先日、はじめてのお客様からお電話があり、ご相談したいことがあるということで、お会いすることになりました。ご相談の内容は、親の所有する不動 ...
続きを見る