当社は、大手航空商社の不動産部と数十年のお付き合いをさせて頂いております。大手商社が不動産を売却する時に販売を依頼されることもあります。
一般的な不動産会社や所有者の方と異なり、大手企業が所有する不動産を販売するとき高く売却できれば、購入者はだれでも良いとか、早く売却することを目的にしておりません。
物件情報を一般市場に公開せず、安心できる相手に水面下で売却を目指します。購入希望者が表れたても喜ぶこともしません。購入者に問題がないかを調べます。社内的にも組織的に稟議を進めることができる相手であることの確認作業を行います。
私自身、長い取引関係から成約できる相手がどの様に限定されるかはある程度、理解することが出来ます。今回は、当社の取引先金融機関の力を借りて、金融機関の優良な取引先に大手企業の不動産をご紹介して頂くことになりました。
ある日、大手商社の統括責任者と金融機関の副支店長と当社担当者の計3名が当社に集まり、個別の物件紹介を金融機関からして頂く話を細かく打ち合わせをしました。
お客様の相続や節税対策に向いている収益物件が中心になりますが、物件情報の拡散には向かない物件なので、水面下で直接優良顧客へご紹介します。
金融機関のメリットは、優良顧客に融資ができることの他に顧客も驚く様な超一流企業と呼ばれる会社の不動産を紹介される事でお客様の満足感も満たされます。こうしてwin winの関係で、仕事が水面下で進められます。