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不動産投資のリスク回避に外国人の多いエリアは投資に注意が必要

不動産投資のリスク回避に外国人の多いエリアは投資に注意が必要

今回のコロナ禍で、新宿区に居住していた外国人が郊外に転居したことがわかりました。最終的には、2,000人以上の人口減少になりました。(出典:総務省統計局)(詳細はリンク先ページへ)不動産投資の面から判断すると、人口が減少したことで、世帯数分の空室がふえたことになります。土地の高い新宿に不動産投資をした投資家にとっては、都心部で空室率の増加という予想外のリスクがおこりました。今回は、この現象を基に不動産投資のリスクを回避するため、外国人の人口比率が高いエリアをご紹介します。

首都圏では、外国人の総人口が多く、各地域で占める外交人の割合が多いことも平成28年10月に総務省統計局より公表された「人口等基本集計結果」で報告されています。少し古い資料になりますが平成27年の市区町村別の外国人人口上位の地域をご紹介します。

外国人の人口割合が上位の地域

外国人の人口と総人口に占める外国人の割合(平成27年国勢調査)

●東京都新宿区  30,506人 9.2%

●東京都江戸川区 23,997人 3.6%

●東京都豊島区  22,279人 7.7%

●東京都足立区  21,563人 3.3%

●東京都江東区  21,373人 4.3%

●埼玉県川口市  20,527人 3.6%  

(外国人人口2万人以上)

足立区を除く地域では、平成22年から人口は増加しています。

(出典:総務省統計局統計調査部)

各地域内でも外国人人口の分布差があり、一概にすべての地域にリスクがあるわけではありません。特に新宿区内にあるターミナル駅の新宿駅は、乗降客が世界一多いことが知られています。新宿区は不動産投資の投資対象エリアとしても人気の高い地域になります。今回のエリア内に位置する投資物件を検討する場合には、外国人の多い商店街や街の周辺は避けて、実際に現地へ足を運び周辺の環境を調査することも大切です。不動産投資のリスクを下げるためにも入居者のターゲットを絞り、地域差をしらべてから投資物件を購入しましょう。

※こちらの記事では、私の不動産業者としての知見や経験をご紹介しています。不動産投資は、自己判断と自己責任でおこないください。

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