売りずらい家の豆知識

緊急事態宣言解除後のコロナ不況でも家を高く売る方法を解説

現在、4月7日に緊急事態宣言が東京で発令されたことにより、休業を行っている会社や商店、またテレワークの会社も増えました。これにより、みなさんの中でも大幅な減収になってしまった方も多くいらっしゃるとおもいます。住宅ローンを支払い中のご家庭では、今は預金を切り崩しながらローンを支払い、生活をしている方も多いのでないでしょうか。緊急事態宣言が解除された後には、コロナ不況が予想されます。購入した家を維持するか、売却してしまうかを悩んでいる方も多いかもしれません。過去の私の経験を基にアドバイスや、私が同じ立場と仮定したときの考えを記事にしてみます。

買った家を維持する場合

みなさんの中でも、今は住宅ローンの支払いが微妙に厳しいけれど、緊急事態宣言が解除されて社会が元の状態の戻れば、なんとか支払いができるとお考えの方もいると思います。そんな状況から生活費を優先して、住宅ローンの支払いを一時的に滞らせてしまうことがあるかもしれません。しかし、安易な住宅ローンの滞納は、避けてください。では、私はどのような対応が良いと考えているのか、解説していきます。

金融機関に住宅ローン支払いについて相談を

住宅ローンを滞納する前に、ローンを借り入れしている金融機関にローンの支払い方法を相談してみてください。私が会社経営で得た経験ですが、住宅ローンを借り入れしている金融機関にローン支払い方法について、相談することで解決できる場合があります。ある一定期間は、元本の返済を猶予して、金利支払いだけなどの条件に応じてくれる可能性があります。特に、私のような会社の借入れ金と異なり、今回の状況では、個人が借入した家のローンは、金融機関も柔軟に対応してくれる可能性が高いです。

安易な住宅ローンの滞納は避けて

もし、数か月の問題だからと金融機関の催促を無視して、安易に住宅ローンを滞納したことから状況が変ってしまうことがあります。時間の経過と共にご自宅が競売に向けて、事務的に徐々にすすんでしまいます。この状況になり金融機関と相談をすると、住宅ローンの緩和条件等も応じてもらえないなど、厳しくなる可能性が高くなります。今後、実際に景気回復する時期は、誰にもわかりません。余裕をもって住宅ローンを借りている金融機関に早めに相談することをおすすめします。

家のご売却を検討している場合

みなさんの中で、家のご売却を考えている方に大切なポイントがひとつあります。それは、住宅ローンの残債です。近年、住宅ローンの残債が多い方は、特に早めに慎重な対応が必要です。購入価格や残債額により、買いたい人が現れても、購入者の希望価格では、残債が残り売ることができないこと場合があるかもしれません。

今現在の段階で、緊急事態宣言が解除された後、景気が回復するまでの時間的な目途が立ちにくい状況ですので、このタイミングで家を短期間で売却する場合には価格に割安感がなければ難しいかもしれません。不動産を売るには厳しい環境の中でも、希望価格で売ることができる可能性を高めるには、時間的な猶予を充分にとりながら販売できる環境作りだと考えます。この時期に猶予を持つということは難しい考えかもしれませんが、どのような対応が可能なのか、私の考えを解説していきます。

時間的猶予を作るポイント

家を維持する場合と同様に金融機関に月々の支払減額等の相談をする方法で、月々の支出を抑えましょう。住宅ローンの返済に追われることで、精神的ゆとりがなくなり、正確な判断ができなくなる場合があります。この様な状況を避けるためにも、住宅ローンの返済を軽減して、精神面での余裕を持たせることが大切です。そして、金融機関とのローン返済の交渉を成功させて、家が売れるまでの時間を長く作れることが望ましいです。

家の販売を依頼する不動産会社を選ぶ大切なポイント

家を売ることを考えたとき、最初にみなさんが思い浮かぶのは、一括売却査定かもしれません。今の時期は、家の周辺で売りに出されている、不動産価格から相場を調べることは可能ですが、不動産業者間で共有する過去の成約事例などのデータは、参考価格としては、あまり期待できない可能性が高いです。家を売りに出しながら手探りに近い状態で販売していかなければならないかもしれません。その様な市況が見えずらい環境ですから、家の売却では、査定価格が高い不動産会社や会社の知名度だけで、依頼先を判断するのではなく、誠実な不動産会社に売るのを依頼することが最も大切です。

https://shibuya-zr.net/sale-assessment-trap/
まとめ

みなさんの中で、住宅ローンの支払いに不安を感じている方は、早めの対策が必要なことを説明してきました。今回は、一部を除き、ほぼ全業種が経営に影響を受けているため、個人の収入やマインド的にも購買意欲に影響が大きく表れます。不動産の動きは、相当な期間鈍くなる可能性があります。景気回復を待たずに家を売るためにも、販売期間はゆとりを持つことが大切です。

記事の解説

私は、不動産業界で売買専門に35年以上の経験とネットワークがあるため、不動産会社の経営者や営業マンなど多くの方々と親しくさせて頂いています。このブログでは、みなさんの目的が成功するために、不動産業界の内側から見た現場の状況や商習慣、問題なども記事にして紹介しています。みなさんも不動産に関するご質問がありましたら無料で相談に対応していますので、下記の相談窓口からご連絡ください。

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