今日は、先月買った、杉並区方南にある築50年以上の古家の共有持ち分のはなしのその後です。
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参考古家の共有持ち分を買ってみた!
今日、杉並区方南にある築50年以上の古い家の共有持ち分を買いました。一部賃貸に貸している古家は、不仲な兄弟が所有しており、兄弟間の持ち分に応じた家賃を貰うこともなく、数十年が経過しています。一般的に一 ...
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そもそも、なぜこの”共有持ち分”をわざわざ買ったのかというと、相続問題のトラブル回避に一肌脱ごうと思ったわけです。
ポイント
※共有持ち分とは、ひとつの不動産を何名かで持ち合っていること。所有者が複数名いることになります。
仲がけっして良いとは言えない兄弟の相続問題。これは決してめずらしいことではありません。不仲な状態で同じ家を共有している方は、実際に大勢いらっしゃることでしょう。
不仲であると、なにか問題が生じても、解決することがわずらわしく、問題はいつも先送りになりがちです‥。たとえ仲の良かった兄弟間であっても、一旦仲がこじれてしまうと、なかなか話し合いもままならくなるのは、私にもわかります。
ですので、今回親族から、この問題解決をすることを頼まれ、お引き受けしたわけです。
これ以上相続問題を先送りしたままでは、自分たちの子供代にまで相続問題がのこってしまう。親としてはそれだけは避けたいとの願いのようでした。
私としても、土地所有者の方々のご年齢を考えても、みなさんが全員が元気なうちに、遺産分割の交渉を成立させて、安心させてさしあげたいと思っています。
そんなことで、今日は他の共有持ち分所有者様に、持ち分を売っていただけないかと、お話をさせていただいてきました。もちろん即答できるような話ではありませ。ですが私の話に耳を傾けてくださり、このまま相続問題を先送りにはできないということは解っていただけたように思えました。
このように不動産の相続案件は心情としても複雑で、一筋縄ではいきません。
今回難しい案件とはなりますが、不動産トラブルをさけるため、今まで培った不動産の知識、経験をフル活用し、このご家族の笑顔のために頑張りたいと思います。