子供を煩わせない相続対策

私の自宅前にお住まいの方が実行された相続対策をご紹介していきます。その方はとても人格者の方でした。不動産を活用した節税効果を期待するよりも自立した息子を煩わせない選択をされました。終活を考えてご自宅などの不動産を売却して換金したのです。今回は、事前に土地を売却して換金するメリットを解説していきます。

都内で300坪の土地を相続前に換金する

今回は、都内にある土地面積約1000㎡の不動産を相続準備のために、終活として売却して換金されたケースになります。一般的には、現金で相続するよりも不動産で相続した方が路線価と時価の差額から有利と考えます。しかし今回のケースでは、金銭的なメリットよりも子供へのわずらわしさをできるだけ残さないことを第一優先順位に将来の相続を見据えた方法を選択されました。この選択をするには、条件が整わないと難しいですが、相続が起きたときには、とてもスムーズに相続人は受け取ることはできます。親の子供に対する愛溢れる選択のひとつです。

相続人へのメリットとは何か

今回、相続人となる息子様は、自立されてすでに自宅も購入しています。学校に通うおお子様も居て、現在の生活圏を変える予定がありません。今回の土地を将来的にもお住まいにする予定はありません。では、相続人へのメリットを5つをご紹介します。

①換金することで、不動産の売却活動や契約などの煩わしさを無くすことができる。

②隣地とコミュニケージョンのとれた居住者が測量することで、測量士の作業がスムーズに進む。

③私道面では、通行と掘削(工事車両や埋設管工事のために必要な種類)の承諾書も取得しやすい。

④自宅の転居に伴い、本人自身が必要な物を取捨選択することになる。

⑤子供の精神的自立をさらに促す。

不動産を換金することで、この様なメリットが考えられます。この選択は、限られた方にしか難しいかもしれません。もし、ご夫婦共にひとりっ子のお両親では、お互いの実家2件は必要なく、一件は売却するかもしれません。今後も出生率の低下が続くと、不要になる自宅がこの様な形で換金されるケースも増えて行くことも考えられます。

まとめ

不動産の相続対策とは相続税の節税目的だけではなく、子供の性格や将来を見据えて不動産を換金する考え方も含まれると考えています。不動産は大切な資産ですが、大局的な判断から不動産の相続対策は考えることで、ベストな判断できます。みなさまにとってのベストな選択を考えることも大切です。

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