不動産業界裏話。不動産売却予定のお客様、三為契約にはご用心!

これからアパートや一棟マンションなどの収益物件を売る予定のみなさんは、ご参考になる裏話!

みなさんが

ご所有する不動産を高く売りたい

と考えるのは当たり前。ですが、最近は金融機関が投資用の不動産に対する融資を厳しくしている状況にあり、個人のお客様がご購入を検討しても融資を受ける事が出来ずに物件を不動産会社に売却してしまうケースも増えてきています。

みなさんがご所有する不動産の最終売却先を決める時に優先する条件

購入希望金額が高い不動産会社へ売却する!

と決めていませんか?実は、ここだけの話、高い購入金額を提示をしてくる不動産会社の契約条件には、みなさまに対するリスクが隠されていることがあります。それは、業界では俗に言う「三為契約」と言う契約条件を希望する不動産会社が高い購入金額の提示をすることが多いからです。

三為契約とは…不動産会社が手付金を売主に渡し、契約した物件を残金を支払う前から第三者にすぐに転売できる条件で売買契約をすることを了承する契約条件。(第三者のための契約)

この契約では、契約した不動産会社はすぐに投資家へ物件の販売を開始、最終決済日には、投資家の支払た資金で売主に支払う残金を決済が出来る様に販売する契約方法です。

残金をしっかり支払う不動産の買取業者が提示する、購入価格よりも三為契約を条件で購入する不動産会社の方が、登記費用や金利などの経費が掛からないため提示価格が高い事が多いのです。

当然の結果として、みなさんは三為契約の持つリスクを知らずに高い価格提示をした不動産会社に最終的に三為契約条件で売却する方も多くなります。三為契約で売買契約を結んだ不動産会社は、転売の状況に関係なく、決済日に残金の決済ができれば良いのですが、実際は転売先の状況に残金の支払いが影響される事があります。

例えば、三為契約で購入した不動産会社が決済日までに売れなければ売買契約を解約したり、決済日を伸ばす事態が発生します。最近は、三為契約の融資を断る金融機関も出てきているので、今後は更に解約やトラブルの可能性が高くなっていくのかもしれません。

先日も友人の不動産業者と話をしていると〇〇不動産は、再販売の状況が良くないらしく、解約するから契約するのは、気を付けた方が良いよ!と不動産業者はリスクを理解していますので、買取業者の経営状態に敏感な反応をします。中には残金の支払いができない状況を理由に三為契約をする業者までいます。

実は、不動産業者間でも三為契約は慎重になる契約内容なのです。

まとめ

みなさんが所有するアパートや一棟マンションを売却する時には、売却価格にこだわる事も大切ですが、不動産トラブルに巻き込まれることなく、最後までスムーズな取引で完了する事にも注意して売却してくだい。

記事の説明

私は、不動産業界で売買専門に35年以上の経験とネットワークがあるため、不動産会社の経営者や営業マンなど多くの方々と親しくさせて頂いています。このブログでは、みなさんが不動産トラブルに巻き込まれないために不動産業界の内側から見た現場の状況や商習慣、問題なども記事にして紹介しています。みなさんも不動産に関するご不安がありましたら無料で相談に対応していますので、下記の相談窓口からご連絡ください。

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