不動産投資のメリット

不動産売買で利己的な営業マンが担当の場合の対応を解説

不動産会社の担当営業マンの利己的な行動から欲しかった物件を買うことができなかったら、みなさんならどう思いますか?みなさんの知らないところで、本当にそんなことあるのです。不動産会社選びは会社の社風や体質がありますから大変大切ですが、営業マンの質も同様に大切です。皆さんも担当の営業マンに不安があるときには、後悔するまえに不動産会社を代えるべきです。

みなさんにも影響する不動産会社と担当営業マンの対応

不動産会社の営業マンは、お客様ファーストで行動するのがあるべき姿なのですが、自社の利益ファーストで指示する管理職、行動する営業マンが多いのも業界の特徴です。あるとき投資不動産を専門に販売している不動産会社から私に連絡がありました。連絡の内容は、来社希望の内容で目的は、収益物件を紹介したお客様が当社で預かっている物件を気に入ったので、顧客内容を細かく説明したいので会いたい。あわせて再案内も予定しているという目的内容でした。

私が売るのを預かっている物件の内容は、RCで建築された土地面積2000㎡を超える総戸数30戸以上の大型投資物件です。当社が専任媒介契約を頂いて、販売活動をしていた物です。

不動産会社から来社の希望をうけて、電話をしてきたその不動産会社の担当者と、上司の方とお会いして、購入希望のお客様に関する内容を細かく聞きました。

来社した不動産会社は自社でも国内だけでなく、海外の不動産投資まで手広く行っている会社と前置きをしながら私に、今回のお客さまは物件を購入するための資金、銀行融資にも問題なく、再案内後に最終判断を待つだけであるという状況と説明しました。

私は、売り主にそのまま経過報告としてお話をしておきました。予定の再案内日の確定を待っていると、売り主から突然少し興奮した状態で私の携帯にお電話が・・開口一番、

今日再案内は、入っていたのか?

本日は、再案内の予定はまだ申し入れもありませんでした。当社が専任媒介契約を頂いているので、もし空室部分の内覧の希望があれば連絡がきているはずです。私は何事かと思い、売り主に聞いてみると、物件の空室を原状回復リフォームの為に施工業者が室内に入ったところ、知らない人が居たということでした。

誰かが勝手に室内に入っているのではないか、そう思ったリフォーム業者から、すぐに売主に確認と報告の連絡がきたという事情でした。売主は、先日私が経過報告しておいた、不動産会社が勝手に内覧しているのではないか?と思いながらも、同時に賃貸の募集もしていたので、賃貸の業者が勝手に内覧しているのかもしれないと、正確な状況が把握できずにいました。

売主は、どちらにしても、勝手に室内を案内している不動産会社に納得いかないと怒りました。当然です。売主は、現地にいるリフォーム業者から、そこにいる不動産会社について細かい報告をさせた結果、当社に来社した不動産会社と現地から報告された不動産会社は、社名は、似ているが、微妙に違うことがわかりました。

担当者の名前なども似ているが微妙に異なる状況。びみょう…⁇わたしとしても、微妙に社名が異なり、物件には施錠していますし、その開錠方法も知らせてません。内覧希望や日程など何もを聞いていなかったので、私も判断できない状況でした。

現地で内覧していた不動産会社の担当者は施工業者に「名刺は忘れた。」と説明していたので、名刺はありませんでした。リフォーム業者が聞かされた携帯の電話番号だけ。不動産業者は、リフォーム業者が連絡する売主と電話を代われと伝えたのですが、売主が拒否して、携帯番号だけを聞き出し私に知らせたのです。

調べた結果、当社に来社した不動産会社の担当者の名刺の携帯番号一致、同一人物であることが判明。そして、物件の賃貸管理業者と勝手に連絡を取り、賃貸の案内を装い無断で鍵を開けて内覧していた事実も確認できました。

後日、オーナー様からご購入を検討されているお客様には申し訳ないが、「勝手に内覧をする体質の不動産会社とは、契約をするつもりがないので、そのお客様はお断りして下さい。」とご連絡がありました。私は、体質の悪い先方の不動産会社へは、勝手に内覧した事実が判明した事と苦情を告げ、オーナー様から勝手に内覧するような不動産会社と契約はしないと言われた事を伝えました。

先方の不動産会社は当社に対し、只々平謝りでしたが何とも後味が悪い状況でした。本来は、購入希望者にも正直に謝罪した方が良いのでは?と思いましたが、また購入希望者には、適当な報告をするのだろうと呆れながら、電話だけで全てを済まそうとする無責任な謝罪を聞き流していました。

後日、こちらの物件は、他社のお客様と契約は無事に終了いたしました。最初のご購入希望者の方は、ご本人の知らないところで、全く関係の無い理由にも関わらず、物件購入ができない状況になりました。不動産会社選びは大切で、誠実な不動産会社を選ばないと、彼らの都合で買いたい物件を売ってもらえない事態に至る可能性が有ります。

まとめ

今回のケースも当社で起きた事実を記事にしたのですが、不動産会社選びが非常に大切な意味をご理解いただけたと思います。今回の購入者は、何も聞かされずに知らないうちに購入を売主に断られてしまいました。このブログ記事には、不動産会社の体質や悪い営業手法なども記事にしています。不動産会社の見極め方などもご参考にして頂き、みなさまも知らないうちに犠牲者になることの無いように誠実な不動産会社を選んでください。

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